【第129話】札幌市豊平区で適性検査型の受検対策についてご不安に思われている方へ

高屋塾の高屋です。

本日は適性検査型中学受験(札幌市では『市立札幌開成中等教育学校(以下、開成中)』についてのお話です。

開成中の適性検査とはどんな問題なの?

開成中の場合、適性検査はⅠとⅡの2種類のテストがあります。

適性検査Ⅰは、算数を中心とした問題で、論理的な思考力を問う問題が出題されています。

例えば、暗号に使われているコードの規則を読み取る問題、魔法使いの組み合わせを考えて自分の望みを叶える問題など、

受験生にとっては初見の問題で、さまざまな条件を書き出しながら、整理する力を必要とする問題が毎年出題されています。

適性検査Ⅱは、国語や社会を中心とした問題で、自分の意見や、

新しい提案を記述する問題が出題されています。

例えば、昨年の校外活動の反省点を踏まえ、今年の企画を提案する問題、

『思いやりの大切さ』について指定されたスライドを使用して原稿を考える問題など、

読解力と表現力を必要とする問題が毎年出題されています。

どのような対策が必要なの?

適性検査Ⅰは、答えを求める勉強だけではなく、考え方を説明する問題や、

規則を見つける問題組み合わせを考える問題

練習する必要があります。

適性検査Ⅱは、文章の読解力は必須なので、幅広いジャンルの文章を読み

問題を解く練習と、自分の考えを表現する練習をどちらも行う必要があります。

適性検査Ⅰは特殊な問題に見えますが、問題文を読み取る力、条件を整理する力はこれからの学力の土台になる力です。

現在、北海道の高校入試は、初見の問題や、条件の読み取りが複雑な問題が増えており、

適性検査型の問題は今後の高校入試に必要な力とも言えます。

受験勉強は入学のためだけではなく、これからの時代に必要な、社会から求められる人材を育てる勉強として活用できます。

興味がある方は、お気軽にお問合せください。

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