小学生のお子さんをお持ちのお母さん・お父さんへ
毎日、お仕事に家事にお疲れさまです。
ところで、小学生の親御さんからお子さんの学習についてこんなお悩みを耳にすることがあります。
- 「いい加減に勉強しなさい!」と毎日言うのがストレス…
- ダラダラした姿を見たくない…
- ゲームやりたさに“やっつけ”で勉強してるので叱ることがある…
- 真面目に勉強している姿を見たい!
- だけど、そのための方法として「勉強しなさい!」以外、なんて声をかけたらいいかわからない… etc
実は、当塾に通っている生徒たちも、入塾前はこのようにお母さん・お父さんに怒られていたそうです。
けれど、当塾に通うようになって、自分から勉強に向かうようになり、勉強や塾に行くことを楽しむように変わっています。
中には、今まで「勉強しなさい!」と怒られていたはずが、毎日、勉強するように変わったことで、逆にお母さんから「最近、がんばりすぎだからちょっと休んだら?」と言われるようになった生徒もいます。
なぜ、生徒たちはイキイキと勉強を楽しむようになったのか?
その理由をお伝えいたしますので、ぜひ2,3分ほどお時間を取っていただいて、このつづきをご覧いただけないでしょうか?
勉強する気が起きないのは、お子さんのせいではありません
それは、私たち大人および指導者が子どもたちに、つぎの2つのことが提供できていなかったことが原因です。
- 勉強に対してワクワク感がない
- 勉強の“楽しさ”を経験したことがない
“ワクワク”が、がんばる原動力!
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なぜ、ワクワク感や楽しさが勉強に必要なのか?
このことをご説明するために、先日、私(塾長、高屋)が体験したお話をさせてください。
私は、将来、ハワイでトライアスロンに出場をして完走するという目標があります。
トライアスロンは、スイム(水泳)とマラソンとバイク(自転車)をすべて一人で行ってゴールをめざす競技です。
そのため私は、現在、プールでスイムのトレーニングをはじめました(プールで泳ぐのは、20年ぶりぐらいです)。
私は、トライアスロンで完走できる自分をイメージするだけで、ワクワクしてきます。
だから、トレーニングがキツくても、仕事などで体が少々疲れていても、ワクワクする目標があるおかげでトレーニングを継続することができています。
夢はワクワクじゃない!?
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実は、私がプールに通うとき、一緒に私のおいっこも通っているんですね。
彼も毎回、一生懸命がんばって泳いでいます。
だけど、おいっこは私のように将来の目標に向かってがんばっているというわけではないようなんです。
彼は、毎回泳ぎきることができるのがうれしいようなんですね。
将来、水泳選手になりたいといった考えは(今のところ)彼の頭にはありません。
ただただ、泳ぎきれることがうれしくて、泳ぎきれる自分がカッコよく思えたり、誇らしく感じているように私には映っています。
そしておいっこは、それらの感覚を味わいたくて、毎回プールに通っているみたいなんですね。
つまり彼は“目の前のワクワクすること”に、夢中になっているんです。
実は私は、このことは小学生のお子さんのあらゆる取り組みにおいて共通しているのではないか?と感じております。
勉強もワクワクできる!
私は、15年以上の学習塾講師経験から、生徒たちは勉強が自分の将来の夢や目標につながっていることをリアルに実感できると、前向きに勉強に取り組みはじめることを実感してまいりました。
つまり“ワクワク感”が、勉強へのモチベーションになるんですね。
ただ小学生の場合、将来の夢や目標を持ったとしても、それ自体が遠い未来のことすぎてあまりワクワクしてこないんです(もちろん、夢を持つことはとても素晴らしいです)。
ワクワクしないわけではないんですが、それよりも目の前のゲームのほうがワクワクするんですね(苦笑)。
それに対して、私のおいっこのようにちょっと先の想像できる目標のほうだと、強いワクワク感を持って、前向きに取り組むことができます。
そして、勉強において“ちょっと先の想像できる目標”とは、目の前の宿題です。
塾から帰って来たら、必ず「今日も楽しかった」
以前、当塾の小学生の生徒の親御さんから、こんなご感想をいただいたことがあります。
「塾から帰って来たら必ず“今日も楽しかった”と言ってくるので、通わせて良かったと思います。」
一般的には、勉強を“楽しい”と表現するって不思議だとは思いませんか?
ですが、私の長年の観察では、子どもたちにとって「楽しい」には2種類あるようなんですね。
ひとつは、友だちと遊んだりテレビを見たりして「アハハ!」と笑う“楽しい”です。
もうひとつは、できなかったことを自分で試行錯誤してできたときの“楽しい”です。
勉強において、最初わからなかったんだけどコツコツ勉強してわかる・できるようになった経験を、生徒たちは「楽しい」と表現しています。
とりわけ小学生の場合は、勉強がわかる楽しさとワクワクが密接に関係しています。
目の前の問題が解けるようになったことが、うれしかったり自信になったり、また優越感につながっています。
そして、その感覚を味わいたくて、また勉強にチャレンジします。
それでもゲームは強い!(苦笑)
しかしながら、そのように勉強の楽しさとワクワク感を実感したとしても、小学生の場合はそれがあまり長続きしないのが実情です。
ともすると、簡単に勉強よりもゲームや遊びが優先されてしまいます。
それらを踏まえますと「勉強が楽しいと感じる“頻度”が高い」ことが大切だと私は考えております。
そこで当塾では、週2日からの通塾をお願いしております。
そうすることで、1週間のうち2日以上「勉強が楽しい」を実感していただくことができます。
そして、勉強が楽しいと感じられる具体的な取り組みとして、以下のようなことがあります。
問題を解いて最初のマルつけ(採点)を私(高屋)がするのですが、不正解だった問題はもう一度、生徒に自分で考えてもらっています。
自分で考えてもわからない場合、私から正解に近づくヒントを与えることはありますが、答えを教えたり、簡単に正解できるようなヒントは与えないようにしてます。
正解にならないと、先に進めません。
そこで、自分で考えきって正解できたとき生徒たちはみんな笑顔になります。
そして、とても満たされた気持ちになっています。
こうした経験によって「今日も(できるようになって)楽しかった」とお家で親御さんに報告しているのだと思うんですね。
ドリルや英単語はお勧め!
ちなみに、現在、当塾に小学3年生で中1レベルの英単語、英作文を勉強している生徒がいます。
とてもがんばって勉強していて、英単語のテストなどもたくさん正解できるくらい覚えているんですね。
どうしてそんなにがんばれるのか?というと、英単語のテストだと正解するとたくさんマルがつくからなんです。
ちなみに、そういう観点からは、算数の計算ドリルなどもたくさんマルがつくので、生徒に楽しさやワクワク感を与えやすい教材だと言えます。
また、英語に関しては(学年によっては)、まだまわりのお友だちもあまりできないケースも多く、それができていると自分がカッコいいと思えるというか、優越感があるようです。
小学生の場合、このような目標を設けてあげられると自分から勉強に向かって、がんばることができるようになります。
それは(冒頭でお伝えしたように)、はじめはまったく勉強する気がなかったお子さんであってもです。
勉強以外で怒らないといけないこともあるんです…
高屋先生、もちろん勉強の楽しさを感じさせてあげたり、ワクワクすることが大切なのはわかります。でも実際は、お家で怒らないといけないことが勉強以外にもあるんです…。
「(勉強以外でも)やりなさい」と言ったことはやらないし、お家では宿題をとっとと終わらせて、すぐにゲームしようとするし…。
問題を解いてから、自分でマルつけをちゃんとやってるかわからないし、とりあえず勉強したからOKみたいに済まそうとしてるんです。
塾でどれだけがんばってきても、家で目の前にいるこのコは一体何が変わっていることやら…なんですよ(トホホ)
以前、生徒のお母さんから、通いはじめて数ヶ月後の面談でこんなお話を聞かせていただいたことがありました。
塾でがんばっていても、お家ではお母さんが望んでいらっしゃるような変化をお子さんからは感じられないということだと理解しております。
たしかに、勉強以外においても、ときにはお子さんを怒りたくなるようなことありますよね。
また、勉強ができたとしても、他にもちゃんとやらなくてはいけないこともあると私も思います。
しかし、当塾にお子さんをお預けいただくことで、少なくとも勉強の面においてはお母さん・お父さんが怒りたくなる機会は、間違いなく大幅に減ります。
日々、お忙しい中でお仕事や家事、子育てをしていらっしゃることと思います。
だからこそ、お子さんが塾に通っている時間だけでも、ゆったりとした時間をお過ごしいただければと思います。
もしくは、やらないといけないことをスムーズに進める時間としても、ご活用いただければと思います。
いずれにしましても、私にもお子さんが健全に成長するお手伝いをさせていただければ、うれしく思います。
当塾で、お子さんの学習がどのように変わっていくのか?
当塾では、前回の授業で学んだ内容が定着するよう宿題を出しています。
そして、次回の授業の冒頭に宿題のチェックをします。
このとき、マルつけ(採点)も自分でちゃんとやっているかもチェックしています。
当塾では、マルつけもやってこないと、宿題をやったことにならないと生徒には伝えています。
なぜなら、マルつけをしなかったら解答の正誤の検証ができないまま次の授業にくることになるからです。
これでは、学習が正しく身についていないことが考えられます。
そこで当塾では、習熟度を確認するためにも毎回の授業のはじめには前回の内容の「チェックテスト」を行っています。
もし、勉強を適当にしていたら、チェックテストで正解できないどころかボロボロになることもあり得ます。
ですが、マルつけが習慣化されはじめると、間違った問題などはノートにやり直した痕跡が現れるようになってくるんですね。
このとき、お子さんは自分の家で一人だけで「どうして間違ったのか?」、「どうすれば正解になるのか?」を考えて勉強をしています。
そして、こうした経験を積み重ねるにしたがって、実力が高まり、チェックテストで満点が取れるようにもなってきます。
○(マル)になる勉強を身につけよう!
率直に申し上げますと、長年、生徒たちの学習指導を行っていて「宿題やったからいいじゃん」という段階から「成績が伸びるにはどんな勉強すればいいか?を考えて勉強する」段階へステップアップすることは、けっこう大変だなと感じております。
「ワークやったから、宿題やったから勉強した」ことになっている生徒が少なくありません。
これでは、勉強したからといって成績が伸びるとはかぎりません。
そして、そのような勉強の仕方で中学生になるお子さんがけっこういらっしゃいます。
すると、中学のテストで「ワークやったのに点数が取れない」といった現実を突きつけられる場合があります。
そこではじめて「勉強するってどういうことなんだろう?」と考えるようになるんですね。
ですが、小学生のうちから「マルになる勉強」をしてきたお子さんは、中学生の勉強をスムーズに行っています。
こうした理由からも、当塾では“マルつけ”を重視しております。
以上を踏まえて、当塾に興味をお持ちくださったのでしたら、一度、体験授業にお越しになってみてください。
体験授業のお申し込みはTEL・ネット・LINEから
高屋塾の所在地(札幌市豊平区)
- 住所:札幌市豊平区平岸4条8丁目9-19
- 最寄駅:地下鉄東豊線「美園駅」徒歩8分
- 駐車場:ご送迎時、塾の裏手側に駐車スペースがございます(※長時間の駐車はお控えください)
- 駐輪場:あり
注意:勉強ができるようになる弊害
お子さんが勉強ができるようになることは、どうもいいことばかりではないようなんですね。
例えば、学校の宿題が早くできるようになります。
問題を解いて、マルつけをして、もちろん正解できている。
それが、短時間で済ませられるようになってくるんですね。
そうすると、本来であれば(他にやることがなければ)、ご家庭などで決められたルールの中でゲームをしたり自由に過ごしてもいいと思うんです。
しかし、親御さんの中には、あまりにも早く終わりすぎるので「じゃあ、これもやったら?」や「ゲームばっかしてないで、勉強しなさい」とおっしゃる方がおられるようなんですね。
その日、やるべき勉強をきちんとやったうえでゲームをしているのに怒られるようになると、お子さんは勉強をゆっくりやろうとすることがあります。
勉強を“長くやっている風”に見せようとしはじめるんですね。
そして、お母さん・お父さんに“いかに怒られないか?”を目的に勉強しはじめるようになってしまいます。
勉強も遊びも精一杯な小学生
これでは、勉強をする本来の目的から外れてしまいかねません。
それどころか、勉強しても成績が伸びなかったり、一度手にした“勉強するやる気”を失ってしまいかねません。
私個人の気持ちとしては、やるべきことをやったら、あとは精一杯、自分の好きなことをやる小学生でいいと思うんですね。
なぜなら、学校に行って1日勉強して帰ってくるだけでも、すごいエネルギーを使っています。
ですので、学校から帰ってきて、さらにご家庭でも勉強しているって実はとてもすごいことではないでしょうか?
親御さんがお仕事から帰ってこられて、さらにお家で残業をするとなるととても大変ですよね。
だからこそどうか、お母さん・お父さんにおかれましては、お忙しい日々、大変ではございますが、お子さんの成長をつぶさに理解し、見守ってあげていただきたいと思います。
そして望むなら、親御さんご自身が小学生だったころを思い起こしていただき「今、小学生に戻ったとしたら、こんなふうにご両親に声をかけてもらいたい」といった言葉を、お子さんにかけてあげていただきたく思っております。
参考:継続的な指導をご希望の場合
継続的な指導を希望される場合は、ご入会ください。
なお、ご入会にかかる費用やお月謝などの概要は以下のとおりです。
※中学受験を希望される方のみ、個別指導を承っております(費用等は後述)
※表を左右にスクロールすると、すべてご覧いただけます
学年 | 入塾金 | 授業料 | 教材費 | 諸経費 | 毎月納入金 |
---|---|---|---|---|---|
1・2年生 | 15,000 | 12,400 | 12,000 | 2,200 | 14,600 |
3・4年生 | 15,000 | 14,400 | 13,000 | 2,200 | 16,600 |
5・6年生 | 15,000 | 15,400 | 14,000 | 2,200 | 17,600 |
- 週1回ご希望の場合(1・2年生:7,200円、3・4年生:8,200円、5・6年生:8,800円)
- 年間授業料一括入金の場合は、授業料が10%割引です
- 教材費は、3月に徴収いたします
- 8月と2月に、定着度確認テスト代(外注)を徴収します(テスト代:3,500円)
時間割
※表を左右にスクロールすると、すべてご覧いただけます
時間割 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
14:45~15:40 (小学1・2年生) |
算・国 | 算・国 | 振替枠 | 算・国 | 算・国 |
15:50~17:10 (小学3〜6年生) |
算・国・(英) | 算・国・(英) | 振替枠 | 算・国・(英) | 算・国・(英) |
- 前半(月または火)と後半(木または金)の週2回通っていただきます
- 水曜日は振替や補習の場合の予備枠ですが、水曜受講を希望される場合はご相談ください
個別指導をご希望の方へ(中学受験希望者のみ)
中学受験を希望される方は、以下のスケジュールで個別指導も承っております。
- 17:20~18:40:月・火・水・木・金
- 18:50~20:10:水のみ
- 20:20~21:40:水のみ
- 9:00〜10:20:土のみ
- 10:30〜11:50:土のみ
- 13:00~14:20:土のみ
- 14:30~15:50:土のみ
- 16:00~17:20:土のみ
- 17:30~18:50:土のみ ※中学受験希望者を優先
また、個別指導の授業料等は以下のとおりです。
1コマ受講の場合
※表を左右にスクロールすると、すべてご覧いただけます
学年 | 入塾金 | 授業料 | 教材費 | 諸経費 |
---|---|---|---|---|
4年生 | 15,000 | 15,200 | 20,000 | 2,200 |
5年生 | 15,000 | 16,400 | 25,000 | 2,200 |
6年生 | 15,000 | 17,600 | 30,000 | 2,200 |
2コマ受講の場合
※表を左右にスクロールすると、すべてご覧いただけます
学年 | 入塾金 | 授業料 | 教材費 | 諸経費 |
---|---|---|---|---|
4年生 | 15,000 | 29,400 | 20,000 | 2,200 |
5年生 | 15,000 | 31,800 | 25,000 | 2,200 |
6年生 | 15,000 | 34,200 | 30,000 | 2,200 |
- 年間授業料一括入金の場合は、授業料が10%割引となります
季節講習について(通常授業との違い)
当塾の通常授業は、学校の内容を先行して勉強する「予習スタイル」となっております。
そのため、旧学年や旧単元の内容をまとまった時間を使って復習するために、各季節講習をご用意しております。
通常授業は、学校の授業の内容を支障なく理解するための学習をします。
ただし、通常授業だけでは入試に出題されるような応用問題には対応しておりません。
そこで各季節講習では、10段階のレベル別の問題の中からお子さまの学力に合ったレベルからプラス1~2レベル上の問題まで取り組み、実力をつける時間を確保しております。
なお、夏期講習期間は通常授業も同時に実施しますが、春期講習期間と冬期講習期間は通常授業がお休みになります。
ちなみに、季節講習の前には講習の詳細がわかる「提案書」をお子さまに配布いたします。
複数の講座を用意しておりますので、学力アップのためにぜひ当塾をご活用ください。
季節講習の受講料(2024年度)
※表を左右にスクロールすると、すべてご覧いただけます
学年 | 春 | 夏 | 冬 |
---|---|---|---|
1〜2年生 | 10,800〜 | 10,800〜 | 10,800〜 |
3〜4年生 | 10,800〜 | 10,800〜 | 10,800〜 |
5〜6年生 | 10,800〜 | 10,800〜 | 10,800〜 |
- 講習は必修です
- 4月(春期)、7月(夏期)、12月(冬期)は、通常授業料と講習費の合算をご納入いただきます
各種特典
- 紹介特典:紹介していただいた方にギフトカード5,000円プレゼント
- 兄弟姉妹特典:ご兄弟(姉妹)が入塾の場合、10,000円のギフトカードプレゼント、授業料20%割引(同時在籍の場合は、50%割引)
- 遠方割引:片道3㎞以上の場合は授業料10%割引
- 誕生日特典:500円以内のリクエスト文房具をプレゼント
主体的に目的を持って取り組む
2020年に学習指導要領が改訂され、子どもたちの「主体性を育む教育」へと大きく舵が切られました。
そして、現代では「自分で考え(思考力)、判断し(判断力)、行動する(表現力)」を育成し学力として評価するように変わってきています。
そのような変化に対応する一環として、当塾では全学年・全生徒に「今日は、何の勉強をするのか?」を自分たちで決めてもらい、それを書いて私に見せてもらっています。
はじめのほうで「小学生の場合は“将来の夢”が勉強するワクワクにはなりづらい」とお伝えいたしました。
しかし、現在、小学生であってもいずれは中学生、高校生になり、将来をリアルに意識しはじめる年代へと成長します。
そしてそのときには、将来の夢やそこに向かうために通るべき志望校合格が、ワクワクをもたらすようになります。
さらには、夢や合格から逆算して「今、何のためにどんな勉強をするべきか?」という目的意識を持って勉強することが必要になります。
そのため、小学生のうちから目的を明確にして勉強する練習をはじめてもらっています。
一般的には、多くの学習塾は生徒が勉強する内容を大人である講師たちが決めています。
当塾においても、学習の方向性は私が決めています。
しかし当塾では、その方向に沿ったうえで生徒自身の意志で勉強する内容を決めてもらうことによって、目的を明確化することを習慣化しています。
そして同時に、生徒の「やり抜く力」を高めています。
生徒たちは、自分で決めたことは粘り強くやり抜きます。
それによって、達成感ややりがいといった“成功体験”を毎回、感じています。
ポジティブにチャレンジする力が高まっています
Good&Newのひとコマ
また当塾では、毎回の授業のはじめに「Good&New」という取り組みも行っています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは24時間以内に起こった“うれしかったこと”や“新しい発見”を、まわりの生徒たちの前で発表しシェアするという取り組みです。
アメリカの教育学者ピーター・クライン氏によって開発された手法で、ポジティブな発言によって生徒全員にポジティブな思考や雰囲気を生み出す効果があります。
そして、物事をポジティブに捉えると目の前の現実もよい方向へ進みやすくなり、ストレスも軽減されることがアメリカの実験で明らかになっています。
Good&Newをはじめたばかりは、多くの生徒が“いいこと”や“発見”をあまり話すことができませんでした。
理由としては、Good&Newに慣れていないことと、人間の脳は(個人差はありますが)放っておくとネガティブに思考する傾向があるからです。
ですが習慣となった現在では、生徒たちから“いいこと”を積極的に報告しようとしてくれます。
最近では、一見するとネガティブに思えるようなことからポジティブな面を探して発表してくれる生徒もいます。
そして、みんなの前でポジティブな発表をすると笑顔になり、声も自然に(堂々と)大きくなっています(しかも、まわりも笑顔になっています)。
精神的にも大きく成長しています
そのような生徒たちの姿を見ていると、本当は誰しも心の中に“いいこと”があり、そしてそれを誰かに話したいという気持ちを持っているのだと感じずにはいられません。
けれど、そのようなまわりの人たちをもポジティブにする力を発揮するためには、ちょっとしたトレーニングというか“きっかけ”が必要なのだということも感じています。
そのきっかけとして、Good&Newを習慣として取り入れております。
そしてその結果、物事をポジティブに捉えることが習慣化されるにつれて、勉強において“苦しい”とか“イヤだな”と思う状況においても、ポジティブにチャレンジする生徒へと変わっています。
今、ここでご紹介した取り組みは、授業冒頭の数分間で行うささいなものです。
ですが、それらを積み重ねることで、生徒たちの精神的な成長はすごく大きいと実感しております。
前向きな大人が身近にいることを知ってほしい
とりわけ小学生の場合、近くで接する大人の影響力って大きいと思うんですね。
そこで、一番身近で支えてくれるご両親以外にも相談ができて、しかもいろんなことに前向きな大人がお子さんのそばにいることを知ってほしいなと思います。
そして私自身が、そのような大人の一人でありたいと強く思っております。
私は、前向きな大人は子どもたちにいい影響を与えると信じています。
もちろん、私だけではありません。
たくさん、がんばっている大人はいます。
そんな大人たちに、たくさん触れ合う機会を増やしてほしいと思います。
人との出逢いを、大切にしてほしいと思います。
そして当塾が、お子さんにとっての“いい出逢い”となれることを願っております。
勉強できる楽しさを体験してみませんか?
ワクワクする勉強を一緒にはじめませんか?
ぜひ、このつづきを教室でいたしましょう。
お会いできることを、楽しみにしています。
最後までお付き合いくださり、感謝しております。