お子さまのテスト勉強期間に耳にする、保護者の方のお悩み…
「テスト前なのに、子どもがテスト勉強している雰囲気があまり感じられないんです。それで、テストの結果を見れば案の定ひどい点数だったんですね。
親としてはちゃんとテスト勉強してほしいし、勉強すれば今よりはいい点数は取れると思うんです。なのに、勉強せずにずっとスマホゲームしてたりテレビ見てダラダラしてるんですよね…。
そういう姿を見ると“私は、こんなに仕事して家事もやって動きっぱなしなのに!”って正直、イラっとしますよね…(苦笑)。」
先日、新たに当塾にご入会くださった保護者の方と面談をしたときのことです。
ご入塾の経緯を伺うと、冒頭のようなお話をしてくださいました。
お子さまのために一生懸命がんばっておられるのに、当のお子さまご本人が今ひとつ勉強に身が入っていないとついイラっとしてしまうこともありますよね…。
お母さん、いつもお仕事に家事にお疲れさまです。
そこでこのページでは、お子さまがすすんで勉強に向かうようになるテスト対策のポイントをまとめました。
もし、これをご覧のお母さんも、お子さまに対して同じような悩みをお持ちなら、2,3分ほどお時間を取っていただきこれからお伝えすることをご覧になってみてください。
ご覧いただくだけでも、お母さんの心理的なご負担が和らぐヒントをつかんでただけると思います。
勉強しないのは、お子さまのせいではありません
学校では、テスト範囲および提出物が発表されます。
また、提出物はおもにテスト範囲のワークになります。
ですので、ワークの問題を解けばテスト勉強になることはお子さまも理解しています。
しかし、つぎの2つのことが理解できていないと、お子さまは意外と勉強を進めることができません。
- どの科目をいつごろから勉強をはじめたらいいのか?
- どうやってテスト勉強したらいいのか?
つまり、テストに向けてのスケジュールやカリキュラムが明確でないことで勉強が進まないお子さまは少なくありません。
スケジュールやカリキュラムは、生徒の学力などによって異なることもあります。
そのため、学校でそこまで提示することは難しいのだと思います。
しかし逆の見方をすれば、テストに向けてのスケジュールやカリキュラムが明確であれば、お子さまは進んでテストに向けて勉強をはじめることができます。
そこで、お子さま一人でテスト勉強をがんばれない場合に、お役立ていただきたいのが高屋塾です。
当塾では、明確なスケジュール管理のもと、テスト対策を万全に行なっております。
高屋塾で、一緒にテスト対策しませんか?
テスト対策の極意:あれもこれもやらない!
当塾では、いきなり5教科まんべんなく勉強をして点数を上げようとせず、まず“とっかかり”になる教科を決めることからはじめます。
しかも当塾では、テスト勉強をはじめる前に体験授業を受けていただいたり、これまでのテスト結果などから現状の学力を把握するようにしています。
それによって、生徒ひとりひとりに合わせて特定の教科の特定の単元に絞って勉強をスタートしています。
ひとつの科目だけ見れば、一見、狭いように思える範囲も5教科すべてのテスト範囲を勉強するとなると、勉強量はけっこう多くなります。
それを考えただけで、テスト勉強をする気がなくなってしまうことも…。
しかし、特定の単元に絞って勉強をはじめることで、勉強に対する抵抗感を和らげるとともにやる気を持って取り組みやすくなります。
またその際、その単元が正解できるとテストでどのくらい点数が伸びるか?も明確に伝えています(例(数学)「この基本計算ができると50点増えるよ」)。
すると、さらにやる気が出るので前向きに勉強に取り組めるようになります。
ちなみに、テスト対策は基本的にテスト範囲の基礎問題からはじめます。
しかし、基礎問題が解けていない場合には、以前の単元の復習を同時に進めながら基礎問題にも取り組んでもらうこともあります。
また、基礎問題がおおよそ正解できている生徒は、より応用問題にウエイトを置いてテスト勉強をしてもらっています。
ワークを全部やらないといけない…
子どもたちを見ていると「テスト範囲のワークを全部仕上げて、提出しないといけない」という意識が強いように感じます。
提出物でもありますし、ワークを解くことがテスト対策にもなると学校の先生からも言われているのだと思います。
しかし実際は、ワークをやるとなると量が膨大だと感じるため、やる気が出なくて後回しになってしまいがちです。
また、ワークを仕上げて提出しなければいけないという意識が強いがゆえに、ワークが終わらないと焦ってくるんですね。
そうなると「とにかくワークを終わらせる」ことが目的になってしまい、知識を身につけることがおざなりになることも。
たとえワークをすべてこなしたとしても、不正解をそのままにしていたり、なぜ不正解になったのか?、どうすれば正解できるのか?が理解できていなければ、それは意味のない勉強になってしまいます。
いい点数をめざさない
実は、誤解を恐れず私の本音を率直に申し上げると「テスト対策をしていい点数を取ろう」という考えは持たないほうがいいと思っています。
それよりも、テスト前の短い期間で最大限の取り組みをして「ここまでやり切った!」という自信が持てる経験ができるほうが大切だと私は考えています。
なぜなら、そのような経験を積み重ねるお子さまのほうが、長い目で見ると成績が伸びる傾向が高いからです。
最大限やり切る取り組みをすると、その結果(=点数)を受けて、そのつぎのテストでの目標点数がお子さまの中から自発的に生まれてきます。
そして「目標点数を取るために、今から何をするか?」を考え、取り組みはじめるようにもなります。
もちろん、入試および将来を考えると目下のテストでもいい点数を取りたいものです。
ですが、かと言って2週間で知識を詰め込んだり、勉強をお母さんが監視することはかえって、お子さまのやる気を削いでしまい逆効果です。
ぜひ、定期テストおよびテスト対策を、お子さまが成長できる最適な機会にしていただきたいと思います。
高屋塾のテスト対策とは?
高屋塾ではテスト1ヶ月前、遅くとも3週間前から授業でテスト対策をはじめます。
もしかしたら、その時期からテスト範囲の復習だったり対策を行うと思われたかもしれません。
実際は、英語・理科・数学はテスト3週間前の段階でテスト範囲を全体的に理解できている状態をめざしています。
そしてそこから、精度を上げるために学校のワークを解いて行きます。
授業内でワークに取り組んでもらっていますので、間違った問題があればその場で指導しています。
なお、ワークはテスト1週間前までにすべて仕上げるように指導しています。
ちなみに、定期テストはワークの問題とワークの類題が全体の7割ぐらいを占めます。
そして、残り3割が初見やワークだけで対応が難しい問題です(※年々、3割の問題の難易度が上がっています)。
そのため、テスト1週間前までにワークを仕上げ(7割の問題に対応)、残り1週間でさらに点数を上げるための勉強(3割の問題に対応)を行なっています。
また、国語・社会についてはテスト3週間前からワークを各自で解きはじめてもらっています。
そして、テスト1週間前に実施している「80%完成テスト(後述)」で理解度を判定します。
間違った問題などは復習をして、テスト本番で取りこぼしのないよう残り1週間で対策の仕上げを行なっています。
参考:北海道の公立高校入試の傾向について
各学校のテストでの出題形式は、北海道の公立高校入試の出題に準拠しています。
ちなみに、以前の入試では成績上位校と下位校で問題が一部違っていたことがありました。
しかし、2021年にそれが廃止され一本化されました。
それに伴い、大問5、6の難易度が高まるようになり、それに合わせる形で学校の定期テストも残り3割の問題が難しくなりました。
なお、入試問題が一本化されたことで公立高校入試の平均点は50〜60点下がったと言われています。
つまり、高校入試の問題は、年々難しくなってきていると言えます。
テスト前に自分の実力が把握できている
テスト1週間前には、各教科「80%完成テスト」を行います。
これは、私のほうで学校のワークのまとめ問題を切り貼りして作ったオリジナルテストです。
先ほどもお伝えしたように、定期テストはワークの問題と類題が全体の7割を占めます。
ですので、ワークの問題・類題に関しては取りこぼしのないよう対応したいと考えています。
「80%完成テスト」の結果を受けて、残り1週間の取り組みを調整します。
成績がよかった生徒は、さらに点数を上げるための勉強を行います。
塾用のテスト対策ワークで、点数に差がつく問題(残り3割の問題)を解いてもらっています。
それに対し、80%完成テストの点数が低かった生徒は補習をすることもあります。
いずれにしても、テスト1週間前に80%完成テストを行うことで直前の実力が把握できます。
そして同時に、残り1週間ラストスパートをかけて勉強するモチベーションも高まります。
それによって、しっかりと対策をやり切ってテスト本番に臨んでいます。
勉強が進むほどに別の問題が生じることも…
上記のタイムスケジュールで、高屋塾ではテスト対策を行なっています。
それによって正しい勉強法がわかり、生徒たちは順調にテスト勉強を進められるようになります。
しかし、勉強が進むほどに別の問題が生じることがあります。
それは、勉強をやればやるほど自分ができていないことが目に見えて落ち込んでしまうことがあるんですね。
テスト対策の勉強において、生徒の中には2〜3週間という短い間に何度も「自分はできない」という現実を突きつけられてしまうことがあります。
そうなると、誰でもメンタルが落ち込むものです。
私たちの観察では、そのような“メンタルの落ち込み”はだいたいテスト10日前ぐらいに起きる傾向があります。
そのときには、生徒のメンタルを上向かせつづけるサポーターが必要で、その役割を高屋塾では講師が担っています。
生徒の様子をつぶさに観て、必要に応じて「まず、この部分をできるようにしよう」、「今回のテストは、応用問題は無視しよう」、「まずは、計算だけに絞ってそこはできるようにしよう」といったことを伝えることもあります。
勉強のやり方がわかるだけでは十分じゃない
そのようなサポートをするほどに、テストで高得点を取るためには「勉強のやり方」を知ることだけでは十分じゃないと感じます。
生徒の不安を取り除くために、取り組むべき単元をより細かく絞り込んだり「これができていれば大丈夫だよ」といった励ましの言葉をかけたりすることで、つねに前を向かせてあげることが目標達成の“キモ”だと私たちは考えています。
たしかに、ここまでお伝えしてきたテスト対策のためのスケジュールや取り組みがわかれば、誰でもテスト対策できるようになります。
しかし、そのような「勉強のやり方」以上に肝心なのが(テスト10日〜7日前にやってくる)「メンタルの落ち込みの乗り越え方」であることはあまり知られていません。
ちなみに、メンタルの落ち込みは定期テストにかぎらず他の検定試験などでも、だいたい同じ時期に起きます。
そのため当塾では、それを見越して生徒にあらかじめ「ティッピングポイントが来るよ」と伝えています。
「ティッピングポイント」とは、自分が理想とする成績の上昇と実際の成長曲線に開きが出てしまっている局面のことです。
しかし一方で、そこを乗り越えると一気に成績が伸びてくるポイントでもあります。
結果をどう捉えるか?で明暗が分かれる
ティッピングポイントを迎えた生徒には「ここまでよくがんばった!」と声をかけるようにしています。
なぜなら、その生徒はあと一息で成績が一気に上昇するところにまで来ているからです。
そのような声かけをすることで、成績が伸び悩むネガティブな時期をポジティブに取り組むきっかけに変えています。
そして「ティッピングポイントを乗り越えたときに、目標は達成できる」という経験をさせてあげられるようサポートしています。
しかしもし、一人で勉強していたとしたらメンタルが落ち込む時期が飛躍のチャンスであることにはなかなか気づくことができません。
そして、そのまま落ち込んで勉強を辞めてしまったり「自分は、できないんだ」という印象を生徒に植えつけてしまいかねません。
ですが、当塾で一緒に勉強することができればティッピングポイントを乗り越えることができます。
そして(手前味噌ですが)実際に、何度もティッピングポイントを乗り越える経験を重ねている生徒たちは過去最高得点を更新しつづけています。
単なる励ましではありません
くり返しますが、子どもたちは漠然とテスト範囲全体をすべて勉強しようとする傾向があります。
しかし当塾では、これまでの指導経験および過去問の分析によってテスト範囲を見ればどういう問題が出題されるかを熟知しております。
毎年、ワークの問題とテストの問題を見比べて、ワークからの出題がどのくらいの割合なのか?を分析しています。
そのうえで、効率的・効果的なテスト勉強のやり方を生徒たちに詳細に伝えています。
また、出題傾向がわかったうえでアドバイスをしているため「今回のテスト範囲はこういうものだから、ここだけちゃんと取れるようになれば大丈夫だよ」といった言葉が、生徒には単なる励ましではなく伝わっているのだと感じています。
生徒たちは、自分で決めて取り組んでいます
当塾では、テスト対策のやり方は生徒に伝えていますが、実は最終的に何をするか?は生徒自身に決めてもらっています。
講師はまず、テストでめざしている目標に対して現状がどういう状態か?を伝えます。
なお、この時点で講師はその生徒がどういうプロセスでどういう取り組みをすれば目標が達成できるかのヴィジョンはクリアに持っています。
そのうえで、目標達成のための取り組むべき選択肢を講師が生徒に3つくらい提示します。
しかしそれを「これをしなさい」ではなく「何がいい?」と生徒に選ばせてあげるようにしています。
そして講師は、生徒が選んだものが何であっても応援し、生徒が自分で決めたことを最優先にサポートしています。
実際は、勉強の過程で軌道修正や気づきを促したり、反復を促すことはあります。
それでも、生徒が自分から「やる」と決めて言えることがテスト対策において一番重要だと考えています。
なぜなら、テスト対策は「自分で考えて・決めて・やり切る」一連の力が身につく絶好の機会だと思うからです。
しかしその機会を、先生や講師など大人のほうが「こうしなさい」とレールを敷いてやらせてしまうと生徒は甘えてしまいます。
そして、自分で考えないため成績も伸び悩んでしまいます。
だからこそ、当塾では選択肢や提案はたくさんしたうえで本人に選ぶ経験をしてもらっています。
やり切る力を育ててほしい
とりわけ社会では、みんながみんな100点をめざしても取れるわけではないことのほうが多いと思います。
それでも、それぞれ異なる状況で最大限ベストを尽くすための選択をつねに行っているのが社会であり、大人ではないでしょうか?
だからこそ、生徒たちにはこのように話すことがあります。
「自分が置かれた現状を踏まえて、自分が決めた目標に対して何をするか自分で決めてやり切ることが大切だよ。何点取ろうが、自分がやるって決めたことを最後の最後までやり切る力が一番身につくのがテスト勉強だよ。だから、自分でやると決めたことをやり切る力を身につける練習だと思ってテスト勉強を最後までやり抜きなさい」
やり切ることが、将来、社会に出たときも一番大切。
だから生徒たちには、どんな状況でも自分が決めたことを最後までやり切る力を今から育ててほしいと思っています。
そのために、テスト対策に取り組む過程で訪れる不安や心配事を解消しながら“やり切る経験”をさせてあげる機会を提供しています。
テスト勉強は、短期間に成長するチャンス!
そして、やり切る経験を積み重ねると生徒たちは、現状や結果を受け入れるようになります。
テスト対策では、テスト勉強が仕上がる・仕上がらない、苦手・得意といったことを何度も現実として突きつけられます。
それは同時に「このままだとどうなるか?」ということを理解することにもなります。
けれど、やり切る経験を積み重ねていると、例えば「このままだと、国語ヤバいぞ」といったことがわかってくると、それでも今できることを考えて実行するようになります。
「このままだと、国語は60点くらいだろう。でも、漢字を仕上げればそこから10点は上げられる。漢字は、今の自分でもできることだからやる!」
そのような思考および実行プロセスこそ、社会で日々求められる力だと、私たちは考えています。
実際のところ、現状を受け入れること、そして受け入れたうえで今できることをやり切るには「強さ」や「覚悟」が必要です。
けれど、自分で決める経験をする生徒たちには、着実にその強さが育ってきています。
当塾では、生徒たちに「テスト勉強は、短期間に目標が達成できて成長するチャンスだよ」と伝えています。
これからも高屋塾は、学力と同時に子どもたちが自分が望んだ未来を描くことができ、そして実現できる力を育てたいと考えています。
一緒にテスト勉強しませんか?
お忙しいところ、最後までお付き合いくださいまして感謝いたします。
もし、これをご覧のお母さんがお子さまに「自分ですすんで勉強するようになってもらいたい」、「将来に役立つ力を身につけてほしい」とお考えなら、一度、お子さまと一緒に当塾の無料体験授業にいらっしゃいませんか?
実際に授業を受けていただき、また直近のテスト結果などをお持ちいただければお子さまの現状の学力を把握し、そのうえでテスト対策のための最適なアドバイスをさせていただきます。
現状を変えて行くために、一緒になって知恵を絞りたいと考えております。
一緒に勉強できますことを、楽しみにしております。
無料体験授業のお申し込みは、TEL・ネット・LINEから承っております
高屋塾の所在地(札幌市豊平区)
- 住所:札幌市豊平区平岸4条8丁目9-19
- 最寄駅:地下鉄東豊線「美園駅」徒歩8分
- 駐車場:ご送迎時、塾の裏手側に駐車スペースがございます(※長時間の駐車はお控えください)
- 駐輪場:あり
塾長プロフィール
塾長:高屋 裕明(たかや ひろあき)
学習習慣化の専門家
- 札幌市出身
- 北海学園大学法学部卒
- 学習指導歴15年
- 指導生徒数1,000人以上
- 脳科学と心理学を取り入れた学習習慣形成のプロ
- 人をやる気にさせる「ペップトーク」認定講師
自身が通っていた大学受験予備校の講師との出会いから、学習塾講師を志す。
大学時代から、アルバイトで学習塾講師として働きはじめ、卒業後は群馬県にある大手学習塾に就職。15年間で1,000人以上の生徒たちを志望校合格に導く。つねに、生徒たちの言葉を傾聴することを心がけ、成長を見守ることができる学習塾講師の仕事にやりがいを感じる日々を送っている。
ただ受験に必要な知識を教えるだけでなく「何のために生まれて、何をして生きるのか?」を一緒に探すドリームサポーターでありたいという強い想いから、2022年生まれ育った札幌に戻り「高屋塾」を開く。
座右の銘は「道は自分で作る、道は自分で開く、人の作ったものは自分の道にはならない」(詩人 相田みつをさんの作品より)
努力しつづけることがライフワークであり、子どもたち以上に努力しつづけている大人であることをめざして、現在は英検1級とトライアスロンに挑戦している。