「ちゃんと勉強を見てもらえないんです」
某個別指導塾に通っていた生徒が、当塾(高屋塾)に転塾してきたときのことをお話したいと思います。
その生徒(中1)は、小学5年生からマンツーマンの個別指導塾に通っていました。
しかし、中学生になるとすぐに学校の授業について行けないと感じはじめました。
塾で勉強していたのに、学校の単元テストの結果がボロボロだったそうです。
私(高屋塾塾長)が、その生徒および保護者から話を聞いたかぎりでは、その塾が単元テスト対策や生徒がしたい勉強よりも、塾が定める授業カリキュラムをこなすことを優先していたことが、勉強について行けなくなった原因だと思いました。
今、習っている単元の勉強ができていなかったんですね。
また、小学生のときから受け持っておられた面倒見のいい先生が異動になり、新しい先生とのコミュニケーションや関係の構築がうまくできていないようでもありました。
そこで、転塾することに決め、他塾を探した結果、当塾(高屋塾)に入会されました。
- 個別指導塾ならお子さまに合わせた指導が受けられる?
- 執筆者紹介
- 集団塾と個別塾の違いとは?
- 個別指導は1対1がベスト?
- 講師のもっとも重要な役割とは?
- 気づきを与える“問いかけ”とは?
- 講師の仕事は問いかけて待つこと
- 宿題は、15分以内に終われる量でいい!
- 成績アップを妨げている、見落とされがちなものとは?
- 今までと同じ勉強でも成績が伸びるのはナゼ?
- 予習も主体性を育む絶好の機会
- 個別指導だからできる指導とは?
- 成績アップのもっとも重要なカギとは?
- スマホを積極的に使ってもらっています
- 最後に:勉強のその先にある力をも育む塾でありたい
- ワクワクしながら成績が伸びる勉強をはじめませんか?
- 体験授業は、以下の日時で開講しております
- お申し込みはTEL・ネット・LINEから
- 高屋塾の所在地(札幌市豊平区)
- 参考:継続的な指導をご希望の場合
- 安心の返金保証
- お申し込みはTEL・ネット・LINEから
個別指導塾ならお子さまに合わせた指導が受けられる?
これをご覧の多くの方が、個別指導の学習塾ならお子さまひとりひとりに合わせた指導が受けられると思っておられるのではないでしょうか?
ちなみに「個別指導」とひと口に言っても、先の学習塾のように講師と生徒が1対1で授業を行う形態もあれば「講師1名・生徒2名」や「講師1名・生徒4名」といった形態の個別指導塾もあります。
そして、そのことをご存知の方の中には「個別指導なら、1対1がもっとも学習効果が高い」とお考えの方も少なくありません。
しかし実は、必ずしもそうとは言えません。
むしろ、1対1が学習効果を低下させるケースもございます。
もし、これをご覧の保護者さまが、お子さまに合った学習塾をお探しなら。
さらには、個別指導型の学習塾をお探しなら、2,3分ほどお時間を取っていただきこれからお伝えすることをご覧になってみてください。
このブログでお伝えしている内容は、札幌市豊平区にある学習塾塾長の長年の指導経験(大手集団塾と個別指導塾どちらもの指導実績あり)に基づいております。
ですので、ご覧いただくだけでも学習塾選びおよび、お子さまの成績アップのヒントをつかんでいただけると思います。
執筆者紹介
高屋塾長:高屋 裕明(たかや ひろあき)
学習習慣化の専門家
- 札幌市出身
- 北海学園大学法学部卒
- 学習指導歴15年
- 指導生徒数1,000人以上
- 脳科学と心理学を取り入れた学習習慣形成のプロ
- 人をやる気にさせる「ペップトーク」認定講師
自身が通っていた大学受験予備校の講師との出会いから、学習塾講師を志す。
大学時代から、アルバイトで学習塾講師として働きはじめ、卒業後は群馬県にある大手学習塾に就職。15年間で1,000人以上の生徒たちを志望校合格に導く。つねに、生徒たちの言葉を傾聴することを心がけ、成長を見守ることができる学習塾講師の仕事にやりがいを感じる日々を送っている。
ただ受験に必要な知識を教えるだけでなく「何のために生まれて、何をして生きるのか?」を一緒に探すドリームサポーターでありたいという強い想いから、2022年生まれ育った札幌に戻り「高屋塾」を開く。
座右の銘は「道は自分で作る、道は自分で開く、人の作ったものは自分の道にはならない」(詩人 相田みつをさんの作品より)
努力しつづけることがライフワークであり、子どもたち以上に努力しつづけている大人であることをめざして、現在は英検1級とトライアスロンに挑戦している。
集団塾と個別塾の違いとは?
イメージ図
さて、私自身、集団塾で指導を行なっていたときには、どの生徒も平均的に理解できるように一般化して伝えることを意識してきました。
そして、私だけにかぎらず集団塾講師はそのような傾向があると思います。
「一般化」というのは、例えば「ここがポイントだよ」、「ここ間違えやすいところだから気をつけて」といった説明のことです。
誰もが理解できるための重要点や、誰もが間違いやすい箇所を指導します。
それによって、あらかじめ予防策・対応策を聞いた生徒は、自分の力で問題を解くことができるようになります。
ただし、一般化して伝えることで十分に理解しきれない場合もあります。
やはり、理解できる伝え方というのは生徒一人一人異なるんですね。
そのため、点数を取りこぼしてしまう生徒がいるのも事実です。
そして、そのような生徒は個別指導塾を探すようになります。
個別指導では、集団塾と真逆のような指導を行います。
講師は、一般化した説明ではなくひとりひとりに合わせた指導を行います。
また、個々の学力やペースに合わせた指導が受けられます。
ですが、かえってそれが学校の授業進度からかけ離れてしまったり、個々の問題は解けても、応用問題や別のパターン問題が解けないといったデメリットを引き起こすこともあります。
個別指導は1対1がベスト?
誤解を怖れず申し上げますと、1対1の個別指導はムダが多いと感じます。
例えば、生徒が問題を解いている時間は講師は待つことしかできません。
また、問題を解いているところをつきっきりで見られることは、生徒に緊張を引き起こすこともあります。
実のところ「1対1だから、子どものことをつきっきりで見てくれて成績が上がるに違いない」とお考えの保護者さまは少なくありません。
さらには「1対2だと、見てくれる時間が半減するから成績が思うように伸びないんじゃないか?、それが1対2や1対3、1対4だともっと伸びないんじゃないか?」と思われる方もいらっしゃいます。
しかし私は、学習効果に人数はあまり関係がないと感じております。
指導においてもっとも大切なことは、生徒が自分で気づき、考え、身につけられるための「問いかけ」を講師が与えることだと、私は考えております。
講師のもっとも重要な役割とは?
まず、集団指導であれ個別指導であれ、生徒が何が原因で間違っているのか?、何が理解できていないのか?を講師は瞬時に把握する必要があります。
そしてそのうえで、間違いを教えるのではなく、生徒自身が間違いの原因に気づけるような“働きかけ”をすることが大切です。
とても重要なことなので、もう一度くり返します。
講師は、間違いを教えるのではなく生徒自身が間違いの原因に気づける働きかけをしなければいけません。
逆に、間違いを教えたりミスを指摘することは、生徒が自分でミスの原因に気づくことにはなりません。
例えば、英語で生徒が「He play baseball.」と答えたとします。
このとき、講師が採点時に「Heだから、sがつくんだよ(=plays)」とミスを指摘してしまえば、生徒たちは「なぜ不正解なのか?」を考えませんし、ミスの原因が自分では気づけなくなります。
実際に、1対1の個別指導だとこれが起こりやすいんですね。
とりわけ、指導経験の浅い講師などは「教えなきゃ」という意識からムダに話すぎてしまうことがあるんです。
しかし、そのほとんどがミスの指摘なんですね。
しかも、1対1なので他に指導する生徒がいない分、ミスの指摘が集中することになります。
結論的に、ミスの指摘は講師と生徒のやりとりが多くなりますが、生徒の学力向上はもたらしません。
気づきを与える“問いかけ”とは?
当塾の場合、先の英文のミスなどでは生徒に「動詞を書くときに、注意しないといけないことって何?」といった“問い”を与えます。
そして「あ!主語によっては“s”がつくんだ!」ということに“気づく”ことが学習の定着化および学力向上をもたらします。
すると、生徒はどんどん自分で考えて、問題が解けるようになります。
もちろん、一度の問いかけで気づけない場合もあります。
そのときには、気づきを得るための「考え方」を伝えるようにしています。
例えば、先の英文(He plays baseball.)であれば、動詞を書くときの手順を細分化して伝えます。
①主語を確認→②主語は一人称 or 二人称 or 三人称?→③主語は単数 or 複数?→④動詞の書き方は?
このような“思考習慣”を身につけていれば、生徒は自分で考えて問題を解けるようになります。
ちなみに、上記のような思考習慣を伝えても間違えることもあります。
そのときには、さらに「動詞を書くときに大事なことって何だった?」といった問いかけをします。
このように、生徒が自分で気づける“適切な問い”を与えることが講師の役割であると私は考えております。
講師の仕事は問いかけて待つこと
講師は、問いを与えた後は、生徒が自分で気づけるまで“待つ”必要があります。
ですが、1対1の個別指導だと待っている時間が多くなるので、講師が仕事(指導)をしていない気になってしまうんですね。
その結果、講師が「ここが間違ってるよ」と指摘してしまうんです。
生徒の学力向上には、問いを与えたうえで自分で考えさせる、ある意味“突き放す”ことも必要だと思います。
正直なところ、このような指導は◯×チェックやミスの指摘よりも時間や手間がかかります。
しかし、思考習慣を育てることで着実に学力は向上します。
そして、適切な問いを与えることができれば、授業のクオリティは人数に左右されません。
個別指導が1対1でも、1対2でも、1対4でも学習成果に差が生まれません。
ちなみに、問いかけの質や力量は講師によって異なります。
私の経験から申し上げられることとして、塾選びの際は講師の問いかけの力量で見極められることをお勧めいたします。
宿題は、15分以内に終われる量でいい!
さて、思考習慣の形成およびそれに伴う成績アップには、自宅での勉強習慣も欠かせません。
私の長年の観察では、どんな生徒であっても、またどれだけ優れた個別指導を受けたとしても、生徒は1週間も経てば授業で習ったことのほとんどを忘れてしまいます。
そのため、学んだことを記憶に定着させるために、自宅での勉強が必要になります。
そこで、効果的な方法として当塾が導入しているのは、LINEを活用した宿題支援サポート(以下:LINE宿題)です。
このサポートでは、塾で習った内容に関する問題を1日あたり3〜5問LINEで生徒たちに送っています。
そして、それを週に3回取り組んでもらっています。
このぐらいの問題数だと、15分以内には生徒たちは解答することができます。
一見すると「こんなちょっとの宿題ってどうなの?(=効果あるの?)」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これが効果絶大なんですね。
当塾では、LINE宿題を導入してから「こんなに忘れないようになるのか?」と感じるくらい、1週間後の授業に行うチェックテストで満点を取る生徒が続出するようになりました。
くり返しますが、宿題は1日3〜5問を15分以内に解くだけ。
ですが、そのような気軽な取り組みが自宅での勉強を習慣化し、学習を定着させ、成績アップを促進しています。
また、先ほど「自分で考えて勉強することが、成績アップにつながる」とお伝えしましたが、自宅では講師がいないため、必然的に自分で考えて解かざるを得ません。
つまり、自宅での勉強が思考習慣を育てることにつながっているんです。
成績アップを妨げている、見落とされがちなものとは?
また、LINE宿題には提出期限があります。
そのため、部活をやっていて忙しいお子さまなどは、勉強時間を確保するため「いつ勉強やるか?」を考えて取り組む「計画実行力」も育っています。
しかも(私、個人としてもうれしいのは)、提出期限に遅れそうなときには自ら連絡してくるんですね。
この姿を見て、生徒たちが勉強に対して主体的になっていることを感じました。
生徒たちにとって、勉強することが当たり前になっているんです。
「この時間になったら勉強するんだ」ということが習慣化されているんですね。
そしてその結果、生徒自身も成果や手応えを感じています。
そのきっかけが、1日15分のLINE宿題なんです。
生徒たちは、15分以内で済むと思うと勉強が手軽に感じるようです。
そのため「CMなったら(宿題)やろうか」ぐらいの気持ちで取り組めるようなんですね。
すると結果的に、集中してずっと勉強していたといったことも起きています。
事実、夏休みの宿題をいつもほったらかしていた生徒が、LINE宿題の後につづけて夏休みの宿題をするようになりました。
おそらく、生徒たちは今まで「勉強は、長い時間、机に向かってしっかりやらないといけないもの」という“思い込み”を持っていたんだと思います。
しかし、その思い込みが外れると生徒たちは一気に勉強するようになります。
「宿題って、こんなにラクなんだ」
そう実感している生徒も、少なくありません。
そして当然、成績にも大きく反映されています。
今までと同じ勉強でも成績が伸びるのはナゼ?
当塾では、学習の定着度を測るために毎授業終わりと、1週間後の授業はじめにチェックテストを行なっています。
先ほどもお伝えしましたが、LINE宿題を行うようになって以降、どちらのチェックテストでも満点を取る生徒が増えました。
そして、生徒たちは満点を取る回数が増えるほど、満点をつづけたいという意識に変わります。
満点を取るためには、その日の授業の内容をしっかりマスターしなければいけないことを生徒たちは理解しています。
そのため、今までよりも集中して授業に臨むように変化しています(集中力が増している)。
そして、満点をめざす意識および集中力の向上に伴って、記憶力も向上していると感じています。
それらを踏まえますと、生徒たちの勉強の取り組みに対する質が向上していると感じています。
例えば、以前であれば「時間になったからここまででいいや」ですとか「これだけ勉強やったから、今日はいいや」といった学習量で勉強の良し悪しを判断していた生徒もいました。
ですが、今では勉強時間の長さに関わらず「この問題をできるようにするには、どうしたらいいですか?」といった質を求めるように変わっています。
そして、そのように質の高い勉強ができるようになってくると、それまでと勉強のやり方はあまり変わっていなくても成果が変わってくるんですね。
予習も主体性を育む絶好の機会
一方で、当塾では予習と復習をバランスよく取り組めるようにも指導しています。
なぜなら、予習も生徒たちの勉強に対する主体性を育み、成績アップを促進してくれるからです。
当塾では、テキスト(教材)を使って次回の授業で扱う新しい単元を予習してきてもらっています。
テキストの解説を自分で読んだうえで、問題を解いてきてもらうんですね。
まだ、誰からも教わったことのない単元を自分で読み、考え、理解し、問題を解く経験を積み重ねるようになると、生徒たちは(暗黙の了解的に)自分の力だけで解くように変わっていきます。
まさしく、勉強に対して主体的であり、主体性が勉強の習慣化を促進しています。
もちろん、まだ習っていない単元ですので、あまりにもわからなかったら授業で講師に質問をして構いません。
ですが生徒たちは「予習は、自分の力だけで解くもの」という認識があるため、かなり自力で解けるまで粘り強く取り組んできます。
このような生徒たちの姿を見るにつけ、私自身、強く確信していることがございます。
それは、講師がきっかけとなる環境を整えてあげれば、生徒たちは自分の力で密度の濃い質の高い勉強をする力を持っているということです。
個別指導だからできる指導とは?
改めて、講師の役割とは、生徒が主体的に勉強に取り組める環境を整えることだと感じます。
例えばそれが、先にも挙げたLINE宿題だったりします。
逆に、受け身的なとき、生徒は「私は、勉強ができない」という意識になりがちです。
そして、受け身だからこそ「わからないので、教えてください」というスタンスで、自分で考えることを止めてしまうんですね。
とりわけ、勉強につまずいているときには受け身になりがちです。
このような場合こそ、主体性を持たせてあげることが大切です。
そしてまた、このような場合こそ個別指導塾の対応力を発揮すべきだと私は思います。
どういうことかと言いますと、基本的には勉強というのは知識を積み重ねて行く作業です。
今習っている単元が理解できている前提で、つぎの単元がくり広げられます。
そのため、知識の積み残しがあると、その先の単元がわからなくなってくるんですね。
つまり、現在、お子さまが勉強につまずいているとしたら、それは積み残しのある大元の単元に戻って、理解を深めることが根本解決になります。
そのため、とりわけ個別指導では生徒が着実に習熟するまで、先の単元に進まないことがあるんです。
成績アップのもっとも重要なカギとは?
ですが、塾で勉強が先に進まなくても、お構いなしに学校の授業は進みます。
すると、学校の授業の内容を塾で教わらないため、それが授業について行けない状況を助長してしまうことがあります。
その結果、学校の単元テストがボロボロになるといったことが起きるんですね。
大切なことなのでくり返しますが、知識の積み残しがあると、いずれその先の単元がわからなくなります。
ですので、積み残しのないように勉強しなくてはいけません。
けれど、それがかえって今習っている単元の理解を妨げていたり、また同じ問題ばかりさせられることで生徒のやる気を削いでしまうことも現実として起こり得ます。
だから私は、状況に応じて積み残しがあったとしても、とりあえず現在の単元の勉強もしたほうがいいと考えています。
今習っている単元も、ある程度は理解できるようにして学校の授業について行けるようにしたほうが、単元テストでの結果もよくなります。
テストの結果がよければ、生徒は勉強に対して主体的に変わってきます。
このような、臨機応変な対応をもっとも得意とするのが個別指導塾であると、私は考えています。
できるまでやろうとすることで、かえって成績が伸び悩んだり、勉強に対して受け身的になったり、やらされ感を持つようになったら本末転倒です。
生徒が、主体的に勉強に取り組めるようになること。
それが、成績アップのもっとも重要なカギであり、そのための環境を整えることが塾の役割であると、当塾は考えております。
スマホを積極的に使ってもらっています
さて、ここまでお伝えしてきたポイントを以下にまとめました。
- 勉強とは「思考習慣」を形成するための取り組み
- 思考習慣があれば、自分で考えて解けるようになるし、成績も伸びる
- 思考習慣とは、なぜ正解できたのか・なぜ不正解だったのか?を納得できるまで考えようとする力
- 生徒の思考習慣が身につくのをサポートするのが、学習塾
- 生徒の思考習慣が身につくかどうかは、講師の“気づかせる問い”の力量にかかっている
以上を踏まえて、生徒の「思考習慣」を育てることを重視し、生徒が主体的に勉強に取り組める環境を整え、指導を行なっているのが高屋塾です。
ちなみに当塾では、思考習慣を育てる一環として積極的にスマホを使ってもらっています。
スマホは、主体的に情報を手に入れるための最適なツールです。
しかし普段、生徒たちはスマホを使っているのにも関わらず、検索をして自分が知りたい情報を見つけるスキルがあまり高くないように感じます。
そこで当塾では、検索の仕方を教えることがあります。
生徒「先生、円錐の公式って何でしたっけ?」
講師「スマホ使えばいいじゃん、そのためにスマホ持ち歩いてるんだから」
生徒「何て調べればいいんですか?」
講師「(検索画面で)“円錐の公式”って入れて検索してみなよ」
生徒「うわっ、(円錐の公式が)出てきます!」
講師「当たり前だよ(笑)」
些細なやりとりかもしれませんが、わからないことに対して自分で検索キーワードを考え調べることは、まさしく思考習慣です。
私は、スマホを使うことが全般的にダメだとは考えておりません。
「何のために、スマホを使うのか?」が大事だと考えておりますし、逆に闇雲にスマホ禁止にすることこそ、自分で考えることを放棄してしまっていると感じます。
もちろん、自分で調べてもわからない場合もあります。
ですが、自分で調べて見つけた情報を読んで、それでもわからなくて質問するのと、ただ漠然とわからないから質問するのでは記憶の定着度が異なります。
自分で調べたうえで、どこがわからないのか?そして何が知りたいのか?を主体的かつ明確にしたうえで質問し、教わると記憶に定着しやすくなります。
それに対し、ただ「わからないから教えてください」では、記憶にあまり定着しないと私自身感じております。
それはおそらく、知識に対して受け身になってしまうことが原因ではないかと思います。
最後に:勉強のその先にある力をも育む塾でありたい
ちなみに(くり返しになりますが)、自分で調べたうえでの質問に回答するときにも簡単に答えは与えないようにしています。
例えば、生徒が数学の不正解だった問題を自分なりに調べたもののわからなかったとします。
その場合には、生徒の回答を見て間違った箇所を囲い「ここの中にミスがあるから見つけなさい」とだけ伝えて、最終的にはミスに自分で気づけるようにしています。
また、英語の場合は間違っている箇所に線を引きます。
いずれにしても、ヒントを与えるに留め、そこから自分で考えてもらうようにしています。
そして答えを書き直したら、その理由を聞きます。
「なぜ、これが正解なのか、なぜ前は不正解だったのか?」を説明できれば、生徒はその問題を本質的に理解しています。
以上の取り組みを通じて、高屋塾は生徒たちの思考習慣が豊かに育むサポートを行っております。
そして、その経験の積み重ねによって、勉強のその先にある人生をたくましく切り拓ける力をも育ててあげたいと考えております。
最後に、このブログがお子さまに合った学習塾選び、および成績アップの参考になれば幸いです。
ここまで、お付き合いくださいまして感謝いたします。
ワクワクしながら成績が伸びる勉強をはじめませんか?
もし、お子さまが勉強につまずいていてお困りなら、勉強に苦手意識を感じておられるなら、一度、高屋塾の授業を体験してみませんか?
高屋塾は、指導経験豊富な学習塾塾長が集団塾と個別指導塾のメリットをかけ合わせてユニークな授業を行う個人塾です。
塾長が、すべてのお子さまの指導を行っております。
- 自分に合った勉強がしたい
- 学校の授業について行けるようになりたい
- 自分からすすんで勉強できるようになりたい
そのようなお子さまには、お勧めの個人塾です。
まずは、無料体験授業にご参加いただき、本当に高屋塾なら楽しんで勉強がつづけられそうかを確認してみてください。
なお、体験授業を受講していただける人数が毎月5名さまとなっております。
ご希望の方は、今すぐお申し込みいただき受講日時を確定させてください。
体験授業は、以下の日時で開講しております
- 開講曜日:月〜土
- 小学生:14:30〜15:30(1・2年生)、15:40〜17:10(3〜6年生)、17:20〜18:50(遠方または、ご都合が難しい方)
- 中学生:19:00〜21:50
- 高校生:毎週土曜 13:30~15:00または10:00~11:
30(※その他の時間は要相談)
お申し込みはTEL・ネット・LINEから
高屋塾の所在地(札幌市豊平区)
- 住所:札幌市豊平区平岸4条8丁目9-19
- 最寄駅:地下鉄東豊線「美園駅」徒歩8分
- 駐車場:ご送迎時、塾の裏手側に駐車スペースがございます(※長時間の駐車はお控えください)
- 駐輪場:あり
参考:継続的な指導をご希望の場合
継続的な指導を希望される場合は、ご入会ください。
なお、ご入会にかかる費用やお月謝などの概要は以下のとおりです。
学年 | 授業料 | 教材費 |
---|---|---|
小学生 | 9,900円〜 | 8,000円〜 |
中学生 | 22,000円〜 | 25,000円〜 |
高校生 | 17,600円 | 8,800円〜 |
全学年共通 | 入塾金 | 諸経費 |
---|---|---|
15,000円 | 2,200円 |
※表示価格はすべて税込
補足事項
- 教材費にはテキスト費以外の、特別対策プリント代を含みます
- 中学生は、季節講習代を別途頂戴しております
- 授業料は、年間一括お支払い割引がございます
- その他、詳細は体験授業ご受講の際にお伝えさせていただきます
安心の返金保証
万が一、点数または順位が上がらない場合は1円もいただきません。
当塾では、学習プログラムに絶対の自信を持っています。
それでも成績が上がらなかった場合、プロとしてお金を頂戴するわけにはいきません。
ですので、2回連続で期末テストの点数または順位が上がらなかった場合は、授業料を返金いたしますので遠慮なくお申し出ください。