高屋塾塾長の高屋です。
本日は北海道の高校入試で、英語の英作文が苦手だな、と思っている人に向けてのお話です。
昨年度から、入試制度が変更になりました。
⓵学校裁量問題がなくなった
⓶試験時間が増えた
この変化によって、基礎問題から応用問題までバランスよく出題されるようになりました。
しかし、英語に関しては少し注意が必要です。
自分の考えを英語で書く、いわゆる英作文の問題が合計で28点ありました。
英作文は受験生が最も苦手とするジャンルです。
では、どのように準備するべきなのかお話します。
実は採点方法から考えるとやるべきことはとてもシンプルです。
北海道の入試の場合は、英作文は文法ミスがあると配点のうちの半分が減点されます。
4点問題なら、2点になるということですね。
つまり、簡単な単語を使ってミスなく書くことで高得点になります。
今年の問題の中に、英文を3文書く問題がありました。
語数は合計で24語以上という条件付きです。
英文1文あたりの配点は2点。文法ミスがあると1点になります。
23語以下だと全体から2点減点されます。
勘の鋭い方は気づかれたかもしれませんが、
実は語数が少なくても、文法ミスがなければ、合計は4点(6点-2点)。
しっかり書いたけど、3文とも文法ミスがあれば、合計は3点(1点×3文)。
簡単な単語でも、文法ミスがない英文の方が得点は高いということになります。
英作文はどうせやっても書けない…とやる前から諦めてしまう人が多いのもわかります。
でも、中学1年・2年生で習う基本文だけで十分満点が狙えるのも英作文の魅力なのです。
みなさんにやってほしいことは、『誰が』『どうする』『何を』という基本形を
たくさん練習してください。
英作文は練習し始めると、文法力や読解力も同時に上がっていきます。
是非、前向きに英作文の練習に取り組んでいきましょう!