高屋塾の高屋です。
本日は『自分の道を自分で作った卒業生』のお話です。
以前勤めていた学習塾の卒塾生から突然の電話がありました。
『先生、〇〇です。第1志望校の〇〇大学に合格することができたので、
報告の電話をしました!』
当時彼女は中学2年生。
自分が人事異動でその校舎の責任者として赴任した時が最初の出会いでした。
2年間高校受験に向けて一生懸命勉強を頑張り、第1志望校にも合格。
しかし、高校入学後、不登校になっていると彼女のお母さんから聞きました。
中学生の時、校舎に来たときは友達や先生と明るく話をしていたのになぜ?
最初は不登校になっているという状況は理解できませんでした。
友人関係が原因のようで、結局高校は中退。
その後、通信制の高校に編入し、受験勉強を必死に頑張り、
見事今年の春に大学合格を果たしました。
合格発表の日に伝えたいこと
今日は人生の成功か失敗かを決める日ではありません。
合格でも不合格でもみなさんの次の道は自分で作ることができます。
自分が望んではいない状況を経験することはできれば避けたいと思いますか?
起きた出来事がすべて自分が引き寄せたことだと納得するには、あまりにも不運なこともあるでしょう。
私にも大学受験不合格の経験、部活でレギュラーから外される経験、
その他数えきれないほど、望んではいない状況を経験しました。
経験した直後は落ち込み、周りのせいにしたこともあります。
それでも、今の気持ちは永遠に続くことはありません。
必ず立ち直り、自分の道をまた新しく作り始めるときが来ます。
その時、後ろを振り返って、『よくこんな道を歩いてきたな』と思えたら
望んでいなかった出来事が、すべて自分のためにあったのだと思えるかもしれません。
中学3年生のみなさん、人生はこれから深みを増していきます!
多くのことを経験し、自分だけの道を歩いてください。