【第175話】学習塾はお子様の学習状況をどのように把握しているの?と心配されている方へ

高屋塾の高屋です。

本日は学習塾がお子様の学習状況をどのように把握しているのかについてお話します。

学習状況を把握する方法は学習塾の形態によって大きく違う

私は大手個別指導で4年、進学塾(集団塾)で12年の勤務経験があります。

現在は個人塾を開業して3年経ちます。

学習塾がお子様の学習状況を把握するための方法は3つあります

①塾内テストや外部模試⇒進学塾や集団塾に多い

②定期テスト⇒個別指導塾に多いが、テスト対策や結果分析は教室によってバラツキがある

③毎回の授業内容の理解度⇒塾の形態ではなく、先生の能力に依存する

どれも大事な指標ですが、①塾内テストや外部模試と②定期テストについては、通塾してから一定期間が経過しないと

結果がわかりません。つまり塾の取り組みがお子様に合っているのかどうかは少なくとも数か月はわからないという状態になります。

一方③毎回の授業内容の理解度については、塾側が把握しようと思えば毎回の授業で確認することができます。

しかし、集団指導塾が毎回の授業で授業を受けている生徒の状況を完全に把握することはかなり難しい(私の経験上)ですし、

個別指導塾で学生がメイン講師の場合は、把握の仕方が講師の学習経験に任されている(私の経験上)ことが多いので、

教室長が学生講師から毎回の授業の理解度を口頭で確認することはなく、講師が記入した授業報告を教室長が目を通すという

ような形が一般的です。

毎回の授業内容はどのように把握しているのか

集団塾の場合は、担当教科の先生が授業内で机間巡視(演習中に様子を見る)をしたり、

小テストなどを実施する方法があります。

これは講師の力量に任せられているので、先生間や教室間(複数ある教室)でも差が出ます。

個別指導塾の場合は、集団塾に比べて、生徒の勉強の様子をより長く見ることができるので、

その日の学習状況を把握することは集団塾に比べると簡単ですが、把握したことをお子様の学習内容に

反映させることが難しいのが現状です。なぜかと言うと、学生講師が主体の形態だと、学生講師に進度や指導内容を

自由に任せると講師間の力量に差が出てしまうので、教室長としては、なるべくカリキュラム通りに進行するように

研修するのが一般的です。

学習状況をご家庭に伝える方法は?

上記の方法で学習状況を塾側が把握した後、塾側がご家庭に伝える方法は3つあります。

①授業報告のような形で報告書を郵送する(現在はデジタルで配信する塾もある)

②個別面談で学習状況について伝える

③塾側との連絡ツール(電話やメール、LINEなど)を介して必要なタイミングで情報を伝える

最終的には信頼関係が大切

どのような方法で学習状況をお伝えするにしても、

ご家庭との情報交換の量と質は塾側とご家庭の信頼関係の上で決まると考えます。

こんな状況の場合は教室長にまず相談するべきです。

☑現在の学習内容を子供が理解していないと言っている

☑現在の学習範囲を進める目的を子供が理解していない

塾側が学習状況を把握することは当然として、それをご家庭にすべて伝えることは

良い点も悪い点もあるので、学習塾の運営方針によって異なりますが、

ご相談したことに対して、どのように向き合ってくれるのか、

気持ちのケア(本人と話をします、補習をしますなど)だけではなく、

仕組みの中で改善可能なのかしっかり見極めることが重要です。

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