【第166話】札幌の学習塾が実践!「1+1=2」の法則で成績アップする指導法とは?

新年を迎え、新たな学年に向かって生徒たちは、ますます目標を持って学習に取り組んでいます。

毎年、当塾ではこの時期に「今年度は、こんな取り組みをしますよ」という話を、生徒・保護者にお伝えする機会を設けています。

すでに、今年度の「学習の本質を理解し、効果的な習慣を身につけるための指導方針」は、オンラインにてお伝えをしました。

そこで今回は、既存の生徒・保護者にお伝えした内容一部を、ぜひ皆さんにも紹介させてください。

高屋塾の2025年度の指導方針

学習の目的とは?

まず「なぜ学習しなければならないのか?」という問いに対して、子どもたちからは「未来の選択肢を増やすため」「将来お金持ちになるため」など、さまざまな意見が出ます。

それらはすべて正解だと思いますが、私の視点として、昨年度は「コンフォートゾーンから抜け出すために学習する」という話をしました。

「コンフォートゾーン」とは、自分が慣れ親しんだ環境のことで、人はそこから抜け出すことが難しいものです。

しかし、そこから抜け出すための経験こそが学習だと伝えてきました。

そして今年度は「1+1が2になるという、当たり前の法則を身につけるため」というテーマで話をしています。

「1+1=2」の法則とは?

1+1が2であることは、誰もが理解しています。

しかし、これは単なる計算の話ではありません。

ある行動を1回行い、つぎの日も1回行えば、行動の合計は2になる。

例えば、目標を達成するために100回の行動が必要ならば、毎日1回行動すれば100日で達成できる、ということです。

しかし、頭では分かっていても、実際には「0+0が、いつか100になる」と思い込んでしまうことがあります。

行動を変えられない理由

この話をすると、多くの人が「では、なぜ行動を変えられないのか?」と疑問に思います。

その理由は、脳の仕組みにあります。

例えば、草の上を歩くとしましょう。

最初は草が踏み倒されても、しばらくすると元に戻ります。

しかし、何度も踏まれると草が生えなくなり、新しい道ができます。

これは、人間の脳でも同じことが起こっています。

脳は、新しいことをストレスと捉え、リスクを減らすために変化を避けようとします。

そのため「いつも同じミスをする」、「習慣が変わらない」、「ついスマホばかり見てしまう」といった行動をくり返してしまうのです。

目標を立てても行動に移せないのは、脳の仕組みによるものだと理解することが大切です。

行動を変える3つのステップ

では、このブロックを解除し、新しい道を作るにはどうすればよいのでしょうか?

そのための重要なステップが3つあります。

1. 未来を描くこと

例えば、私は水泳が苦手で練習を避けていましたが、ハワイでのトライアスロンに出場し、ゴールする姿を何度もイメージすることで、少しずつ行動へのブロックが弱まりました。

目標を掲げるだけでなく、それをくり返し思い描くことで、行動が変わるのです。

2. 今やっていることと新しいことをセットにする

私は毎朝ランニングをしていますが、水泳は苦手でした。

そこで「ランニングの帰りにプールに行く」という習慣を作ることで、自然と水泳の練習ができるようになりました。

子どもたちに置き換えるなら「SNSを見る前に、YouTubeで理科や社会の動画を見る」など、既存の習慣に新しい習慣を組み合わせることで、学習の習慣を身につけることができます。

3. 行動のハードルを下げる

いきなり30分や60分の勉強をしようとすると、脳のブロックが強くなってしまいます。

そこで「5分だけやってみる」など、小さなステップからはじめることが大切です。

私もプールに行くのがおっくうにならないように、仕事帰りにすぐ行けるよう水着を着て出かけることもありました。

こうすることで「やらない理由」をなくしていきます。

塾のサポート制度

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今年度は、こうしたステップを意識しながら、少しずつ新しい道を作る努力をしていってほしいと考えています。

そして、子どもたちが行動を変えやすくするために、塾では「銀貨制度」を導入しました。

これは、提出物(ワークやレポートなど)をしっかり提出したら銀貨がもらえるという仕組みです。

銀貨5枚で金貨1枚になり、金貨10枚で商品券に交換できるようにしました。

また、塾に来ていない日でも、オンライン自習室を利用できるようにすることで、自宅学習の習慣づけをサポートしていきます。

こうした工夫を通じて「1+1=2」という当たり前の法則を体感し、行動を積み重ねることの大切さを実感してもらえればと思います。

まとめ

学習の成果は、一気に現れるものではなく、小さな行動の積み重ねによって生まれます。

今年度は、「1+1=2」というシンプルな法則を大切にし、コツコツと積み重ねる習慣を身につけることを目標としています。

未来を描き、小さな行動を続けることで、大きな成長へとつなげていきましょう。

塾としても、子どもたちの行動を後押しする仕組みを整え、しっかりサポートしていきます。

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